治療のリスクと副作用
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来院について
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治療指定日にはできるだけ来院してください。
来院なきことがたびたびにおよぶ場合は、良好な治療結果が得られなくなります。 - 当院は予約優先制ですが、応急処置への対応などで予約時間にお呼びできないこともあります。
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装置の脱離や破損などがあった場合は、救急の来院が必要となります。
医師の指示があった場合には、スケジュールの調整をお願いいたします。
食事、および、
歯磨きについて
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矯正装置を装着すると今まで以上に口の中が不潔になります。
虫歯、歯肉の病気、歯の変色などの原因になりますので、食事の後は必ず歯を磨いてください。 -
チューインガム、キャラメルなど粘着性の高い食物を食べるのは避けてください。
矯正装置破損の原因になったり、装置に付着することにより口の中が不潔になったりします。
治療について
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治療途中で、治療計画書の内容を再検討することがあります。
その場合は、使用する装置や治療期間が変わってくる可能性があります。 - 指示された矯正装置は注意事項を必ず守って使用してください。治療期間や治療結果に大きな影響がでてきます。
- 個人差がありますが、装置装着に伴い痛みや違和感が生じることがあります。
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個人差がありますが、歯に矯正力をかけることで歯根吸収や歯肉退縮が生じることがあります。
特に、ガタガタの部分をきれいに並べると歯肉がやせて黒い隙間(ブラックトライアングル)ができやすくなります。 - ひどい場合は、歯の形態を修正して隙間を目立たなくしたり、歯肉移植などの処置をします。
- 治療の後半段階になると、噛み合わせを整えるために前歯の幅をわずか(0.5mm以内です)に削る処置を取り入れることがあります。
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噛み合わせの一時的な変化によって、治療中に顎関節症を発症する場合があります。
その場合は、専門の医療機関での治療をおすすめし、顎関節の症状が落ち着くまで矯正治療を休止します。 -
きわめて稀ですが、治療の中途段階での顎の位置変化や、晩期成長などが原因で噛み合わせが大きくずれてくることがあります。
そうなると、治療期間の大幅な延長や、矯正治療のみでは噛み合わせが改善できず、手術をして骨格のアンバランスを改善する必要が生じます。
手術適応の場合は、外科矯正治療が可能な大学病院などへの転医をして頂くことになります。
費用について
- 不注意による矯正装置の紛失、破損については修理・再製料として実費(5千円~1万円)を申し受けます。
- 虫歯治療や抜歯など他の歯科医院で行う処置にかかる費用は、処置を行った歯科医院でのお支払いになります。
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転医もしくは治療を中断される場合は、治療内容の到達度に応じて治療費の返金をいたします。
(日本矯正歯科学会のガイドラインに沿って返金額を決定します) -
治療費については改定する場合があります。
支払い確認書に記載の内容以外につきましては、新料金に沿ってお支払い頂きます。
その他
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矯正治療終了後は、後戻りを防ぐために約2年間「保定」を行います。
2年経過した時点で治療完了となり、その後の通院は必要ありません。 - ご希望があれば、引き続き噛み合わせのチェックを受けて頂くことも可能です。
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元々の歯並びや癖によって、保定期間中に歯並びが少し後戻りする場合があります。
状況により再治療を受けて頂くことも可能です。 -
保定期間終了後も歯並び・噛み合わせのわずかな変化は一生続きます。
これは、「後戻り」とは異なる「経年的な変化」と言えます。(矯正治療の経験がない場合でも起こります。) -
診断治療の目的で採得した資料(写真、エックス線写真、模型など)は、当院の紹介や矯正治療の取り組みを紹介する用途に限り、患者様個人を識別できない形で使用させて頂く場合があります。
その他の理由で使用する場合は、別途お知らせし、了解を頂くものとします。 -
ご紹介の患者様については、治療経過を記した治療終了報告書(治療前後の写真もあり)を紹介元へ提示いたします。
あらかじめご承知おきください。 -
治療費の領収書は必ずお受け取りください。
医療費控除の手続きなどにご利用の場合には、保管が必要です。再発行は1枚あたり50円の手数料を頂戴します。